| ガスアトマイズ合金粉末は、小さな穴を通して落下させた溶融金属流に噴射ガスを衝突させて、噴射ガスのエネルギーで溶融金属流を粉砕して、数100〜数μmの微粒子を製造する技術である。
不活性ガスを用いるため、得られた粉末が低酸素であることが特徴の一つである。粒子の形状は球状である。
一種の粉砕法であるため、得られた粒子は分布を持つが、粒径範囲の狭い微粉末を得ることが、近年の大きな技術目標である。
粒子径、粒度分布は、溶湯の粘度、界面張力、密度等の物性の他、噴射ガス流の溶湯への当て方、溶湯流量/ガス流量比などに影響される。
ガスアトマイズ技術には、ガスを噴射するアトマイザーノズルの設計、溶湯ノズルの設計、溶湯の温度低下防止などが幾つかのキーテクノロジーがある。
アトマイザーノズルには、Free fall型とConfined型が基本であるが、微粉末化には溶湯とガス噴射孔の近いConfined型が有利である。一方、Confined型は、溶湯飛沫により、溶湯ノズルが詰まり易いなどの短所もある。効率的なアトマイズには、多くの要因を考慮した総合的な設計が必要となる。
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