| 同じ組成の合金粉末でも、粒子の形状により流動性は大きく異なる。
同じ粒子径範囲で比較すると、球状の方が粉体間の摩擦が小さく流動性は良好となる。 |
金属の流動性を評価する方法として、JIS、Z-2502がある。
外国ではMPIF規格、及びASTM規格がある。
合金粉末も本方法に準拠して測定する事が出来る。
JIS Z-2502によると、流動計は、図に示す通り、漏斗、漏斗支持器、支持棒及び支持台から構成されており、各寸漏斗の形状、寸法は規定されている。
105±5℃で乾燥した金属粉末50gを漏斗に移し、漏斗下部のオリフィスを開いて、オリフィスを開いた瞬間から最後の粉末がオリフィスを離れるまでの時間を測定する。
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時間が短い程、流動性が良好であると評価する。
流動度の定義は 50gの粉体の通過に要した時間(sec)であり単位は(sec/50g)である。
但し、本方法は、同一密度の粉末の場合、相対値として評価出来るが、密度の異なる粉末を比較できないので、目的に応じて上記数値を基準化する必要がある。
同じ合金でもアトマイズ方法によって、その流動性は大きく異なる。一例を表 に示す。 |
| 表 アトマイズ法による流動度比較例 |
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合金粉末履歴 |
粒子径(μm) |
流動性(sec/50g) |
| 1 |
ステライト#6 ガスアトマイズ 合金粉末 |
45〜150μm |
13.5 |
| 2 |
ステライト#6 水アトマイズ 合金粉末 |
45〜150μm |
24.9 |
同じ組成、製造方法でも粒子径、粒度範囲によって流動度は異なる。
例えば、上記ステライト#6 ガスアトマイズ合金粉末と同じLotの合金粉末でも、45μm以下の微粒子になると流動度は、17.4(sec/50g)であった。目的に応じた評価が必要となる。
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